2024.08.26 by haishima
埼玉県のホンダステップワゴン様よりリヤフェンダー付近の事故修理のご依頼です。
リヤクオーターパネル(リヤフェンダー)は新品部品で交換いたします。
リヤクオーターパネルは溶接で固定されているため、溶接のすべてを剥がす必要があるのですが、これがまた大変な作業なのです。
紙を破くように剥がせれば良いのですが、ドリルやサンドペーパーを活用してスポット溶接を一か所ずつ削っていくため、かなりの時間を要する訳です。
なかなかこの状態のお車を状態を見ることはないと思いますが、ご覧の様に車内が丸見えになりますので、溶接を剥がす際の火花なども室内に飛び散ることになります。
火花によって室内の内張やシート、フロアカーペットなどを焼いて焦げを作らないように、火花専用の養生紙などを利用いて室内部品を保護しています。
新品部品の溶接が終われば下地を作成し塗装作業になります。ここまでの作業はなかなか写真で細かく紹介はしませんが、実際には専門的で繊細な作業を何度も積み重ねてこの状態になっています。スライドドアも新品部品と交換のため写真の様にフロントドアへのぼかし塗装を行いました。
塗装後に磨き作業を行ない、部品を取り付けし、診断機によるコンピューターのリセット作業を行ない完成です。
この度は数あるショップから当店をお選びいただきまして誠にありがとうございました。
感謝・報恩・貢献 お客様とのご縁に心より感謝申し上げます。
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