2024.09.11 by haishima
埼玉県のホンダステップワゴン様より前回りの保険を使った事故修理のご依頼です。最近は安全装置が増えたこともあり、このように追突するような事故が減ってはいますが、とはいってもまだまだあります。
このような事故はバンパーからボンネットまで後方に押されていますが、バンパーは樹脂パーツのため一度凹んでもある程度元の形に戻ってしまうため、お客様がみると凹んでいるように見えない場合があります。ただ、実際には一度後方に強く押し込んでいるため、バンパーやグリルの内側の骨格が変形したり、前側についているエアコンコンデンサーやラジエターなどが変形しているケースも多くありますので損傷確認は慎重に行う必要があります。
骨格の修正が終わり新品のボンネットを仮合わせして、ライトや左右フェンダーとの隙間を確認しているところです。これで問題なければ修正完了なので塗装準備となります。新品ボンネットにサフェーサー塗装を行い内側だけ上塗りをして仕上げました。
この色は3コートタイプのホワイトパールカラーなので隣接する左右フェンダーにもぼかし塗装を行い完成です。写真での紹介となると簡単な作業に見えますが、この様な事故修理の場合は骨格の修正がとても重要になります。左右のヘッドライトやバンパー フェンダーなどが骨格に直接取り付けられているため、僅かな寸法の違いによって部品との隙間が大きく変わってしまうからです。修正~計測~修正~仮合わせを何度も繰り返して微調整を行いながら骨格の修正を行っております。
この度は数あるショップから当店をお選びいただきまして誠にありがとうございました。
感謝・報恩・貢献 お客様とのご縁に心より感謝申し上げます。
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