2022.02.13 by haishima
埼玉県のマツダMPV様よりバックドア交換と左側面の板金塗装のご依頼です。
バックドアは新品部品と交換なので塗装作業が必要になりました。
新品部品は塗装されていない状態で入荷します。稀に「新品部品」=「塗装された完成品」と思われている方がいらっしゃいますが、一部の部品を除いて左の写真の様に塗装されていない状態となります。この新品部品に対して車の色に合わせた塗料を塗装していく事になります。
塗装は色番号で管理されているのですが、通常は経年劣化などで変色している場合が殆どで、色番号通りで塗装できることはまずありませんので、1台1台車に合わせて調色作業が必要になります。
そして塗装作業となりますが、新品部品の上に直ぐ上塗りするのではなく、サフェーサという下地用塗料を先に塗装して塗料の密着を高め、更に対候性を高める事が必要です。
今回は上塗りが濃色の為、黒色のサフェーサーを塗装して明度を合わせています。(中央の写真)
そしてサフェーサーを研磨してから上塗り塗装を行い焼き付けして完成です。
ボデー側の塗装作業を行います。大きな凹みはありませんでしたが、キズなど広範囲の修理となりパネル3枚の塗装を写真の様に行いました。
ブース内で塗装すると埃などのブツが付きにくくなりますが、それもブースの管理次第で大きな作業生じます。
当店では塗装前のブース掃除は丁寧にこだわりをもって行っておりますので、ご覧の様に綺麗な塗装が可能です。
この度は数あるショップから当店をお選びいただきまして誠にありがとうございました。
感謝・報恩・貢献 お客様とのご縁に心より感謝申し上げます。
マツダMPVの丁寧な板金塗装のご用命は埼玉県さいたま市のドライバーズピットへ