2017.06.29 by haishima
スズキワゴンR様よりリヤドアからタイヤハウスにかけた凹み修理のご依頼です。
左のリヤドアのこの部分はぶつけやすい部分ですね。当社での修理箇所の中でも一番多い部分かもしれません。
左側の障害物を巻き込んでしまった損傷ですよね。やはりハンドルを切りすぎてしまうのか?切るのが早くなってしまうのか?悩ましい問題ですね。
線キズのように見えますが全体に凹みがありプレスラインを潰していますのでなかなか板金も大変でした。
手の入る 届く部分と外からでは全く手の入らない部分が混在する損傷箇所でした。内側から手や工具が入ると非常に作業がしやすく時間の短縮できるのですが最近の車は内側にもびっしりと部品が付いていて手の入る余地が無いものが多くあります。そのような場合は表面から引き出して板金していきます。
調色後に塗装専用ブース内で塗装いたします。この様な赤色の場合、色の染まりが悪く塗る回数が通常よりも多くなります。低隠蔽性塗色といいまして隠ぺい力が乏しく、透明感のある色合いと云うことですね。当然ながら手間も材料も通常より多く必要になります。
塗装ブースとは上部から綺麗な空気を圧送して下からはモーターで強力に引く構造になっております。高価な設備ですが綺麗な塗装を実現するには欠かせない設備となります。又、ブース自体が汚れていては効果が半減いたします。綺麗な作業環境は綺麗で正確な塗装作業には必須条件となります。
この後、外した部品を取り付けて完成です。
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