2024.09.02 by haishima
埼玉県のフォルクスワーゲンゴルフ様より事故の保険修理のご依頼でした。
損傷はリヤドアの後部からリヤクオーターにかけての事故で、リヤドアは板金 リヤクオーターパネルは御覧の様に新品部品で交換いたしました。
リヤクオーターパネルは溶接されているパネルなので、溶接を一か所ずつ丁寧に研磨して剥がすように取り外します。そして元の様に溶接して固定するため大変手間のかかる作業になります。
溶接パネルの場合、溶接個所が高温で焼けてしまうため防錆処理がとても重要です。その一手間をかけて補修しているかどうか?で、パッと見の仕上がりには変わりがないのですが、永く大切に乗りたい方にとってはとても重要なポイントになるのです。
リヤドアの表面を剥がしていますが、このお車はアウターハンドルなどを外す場合に内張から外すのではなく、外板パネルを剥がして内側から部品を外すタイプなのでこのように分解しています。国産車ではまず見ることのない珍しいパターンです。
溶接がすんだらパテ処理を行い、新品パネル全面をサフェーサで塗装して耐候性を高めています。新品パネルの上からすぐに上塗り塗装を行う工場さんもありますが、当店では耐候性と密着度を高めるためにサフェーサーを塗装してから上塗り塗装を行っています。車は
人が紫外線対策を当たり前に行うように、車にも紫外線など塗膜にとっての厳しいコンディションを僅かでもカバーできる様な塗装作業を心がけています。
塗装ブース内で綺麗に塗装したら高温焼き付け乾燥を行い、磨き作業と部品の取り付けをして完成です。
この度は数あるショップから当店をお選びいただきまして誠にありがとうございました。
感謝・報恩・貢献 お客様とのご縁に心より感謝申し上げます。
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